米国防総省のデービス報道官は4日、米国が北朝鮮の近くにいる米軍の戦力を補強するため、「慎重な措置(prudent measure)」の一環として、西太平洋地域に兵力を増やすように命じた、と発表した。
米国防総省は、この命令が2日に発生した北朝鮮戦闘機の米偵察機脅威事件以前に下されたと述べたが、今回の事件に対する警告メッセージだと見られる。
デービス報道官は、「米軍は(イラク)以外の所で予想される軍事行動にも備えており、国際的な要求に応じるための努力の一環として西太平洋に兵力を追加配置する」と話した。
米マスコミは、これと関連し、本土の基地に配置されていたB−1、B−52爆撃機が12機ずつ計24機、グアム島に派遣されると伝えた。
国防総省の別の関係者は、「今後、戦闘機が偵察機を護衛するようにする方案を検討中だが、米国は偵察飛行を中断する計画がない」と話した。
また、アーミテージ国務省副長官は同日、米国を訪問中の日本の神崎武法公明党代表と会った席で、「今回の事件は、北朝鮮がミサイルを再び発射する時、米軍偵察機に捕捉されるのを憂慮したために起きた事件だと見られる」と言い、北朝鮮のミサイル再発射の可能性を示唆したと、読売新聞は伝えた。
一方、米ホワイトハウスは、北朝鮮戦闘機の米軍偵察機に対する脅威飛行を「無謀な行動」だと非難し、これに対して公式に抗議する方針だと改めて確認した。
フライシャー大統領報道官は、この事件に対しどう抗議するのか、そして最も適切な対処方法は何なのかを、韓国やその他の友邦と緊密に協議中だと話した。
フライシャー報道官は、「ブッシュ米大統領は、この問題が依然として外交的に扱われる問題だと信じている。北朝鮮の無謀な行動は、国際的孤立をより深化させるだろう」と付け加えた。
彼は、ブッシュ大統領が前日、米地域マスコミとの会見で、「北朝鮮の核問題が外交的に解決されなければ、軍事的に解決されなければならない」と言ったことについて、「大統領は、すべての選択がテーブルの上に置かれているという既存の政策を改めて述べたにすぎない」と語った。
maypole@donga.com






