日本植民地支配からの独立記念日である1日、「3・1節民族大会」に参加するために韓国を訪問している北朝鮮の宗教人らが、宗教行事で「核戦争が起これば南北共に惨禍を避けることはできない。外勢を排斥しなければならない」などの政治発言を相次いでし、韓国側の信徒たちが抗議する事態がおきた。
特に、北朝鮮側の宗教人らは2日に開かれたキリスト教(プロテスタント)、天主教(カトリック)、仏教、天道教など四つの行事に参加したが、同じ内容の核関連反米発言を同時にして、事前に準備した行動という疑惑を受けている。北側の宗教人60人余りは韓国側の宗教人平和会議の招待で、1日午前ソウル入りし、2日は各宗教行事に分かれて参加しており、3日北朝鮮に帰る予定だ。
2日午前、7000人余りの信徒が参加した中で開かれたソウル江南区新沙洞(カンナムグ・シンサドン)ソマン教会の礼拜で、オ・ギョンウ朝鮮キリスト連盟中央委員会書記長が核関連の発言をして、信徒たちから激しい抗議を受けた。
オ書記長は礼拜が終わる頃の午前10時20分、南側の歓迎辞に対する祝辞をしながら「外勢は絶対私たちに統一をプレゼントしない。私たちは我が民族同士で協力しなければならない。米国が核の先制攻撃を行うと脅しているが、戦争が起これば南北が被害を被る」と発言した。
これに対して、一部の信徒たちは「神聖なる教会で何の話か」と激しく抗議し、ソマン教会の牧師が祝辞を終えさせようとしたが、信徒たちの抗議が続いだため、オ書記長は祝辞を終えることができずに壇上から降りだ。ソマン教会の関係者は「礼拜が終わった後も信徒たちの抗議電話が相次いでいる。信徒たちは『初めは統一に関して話をしていたが、後には北朝鮮体制を褒めたたえる発言をして不快だった』と抗議してきた」と話した。
この日午前11時、ソウル中区(チュング)にある明洞(ミョンドン)聖堂で行われたミサでも、北朝鮮側の出席者である金ユチョル朝鮮カトリック協会副委員長が予め準備した原稿を読んで「核戦争が起これば韓半島に惨状が発生する。核戦争の惨禍を防ぐために民族が力を合わせて外勢を排斥しなければならない」と主張した。
その他に、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)の奉恩寺(ボンウンサ)合同法会に参加したファン・ビョンジュン朝鮮仏教徒連盟副委員長は「核戦争が起これば韓民族が共倒れするしかない。仏教徒は外勢と反統一勢力の対策に取り組まなればならない」と話した。
朝鮮天道教の李ムンファン副委員長は鍾路区慶雲洞(チョンログ・キョンウンドン)水運会館の中央大教堂で「核戦争が起こらないように外勢に対応して祖国統一の先鋒に立たなければならない」と主張した。
徐廷輔 suhchoi@donga.com jameshuh@donga.com






