今年ソウルで同時分譲されるマンションの平均分譲価格が、過去最高の坪当たり1000万ウォンを超えるなど、全国でマンションの分譲価格が急上昇している。建設会社は、その理由として地価の上昇などを挙げている。しかし、「建設会社による価格の横暴」という批判の声が次第に説得力を得ている。
▲分譲価格の上昇続く〓26日、マンションに関する情報を提供する「ドクターアパート」によると、今年ソウルの第1回、第2回同時分譲で供給されたマンション1132世帯の坪当たり分譲価格は、平均1184万ウォン。昨年の平均供給価格(一坪867万ウォン)より37%も上昇した。
価格上昇率も△99〜00年、12%△00〜01年、10%△01〜02年、19%に比べ、大幅な上昇となっている。99年の平均供給価格(一坪591万ウォン)に比べると、倍以上上昇した。
特に第2回の同時分譲では、ソウル瑞草区方背洞(ソチョグ・パンベドン)に建設される予定の「トンヤン(東洋)パラゴン」の坪当たり分譲価格は1650万ウォンで、今年最高となっている。
ただ、マンションの分譲価格の上昇は、なにもソウルだけのことではない。
今年、京畿道(キョンギド)で供給されたマンションの分譲価格は昨年より24%、仁川(インチョン)市では25%、それぞれ上昇した。釜山(プサン)市の坪当たり分譲価格も613万ウォンで、昨年より34%も上昇した。
▲原因と問題点〓建設会社は地価、人件費、資材費など建設原価が上昇し、分譲価格の引上げはやむを得ないと主張する。しかし、「消費者問題を研究する市民の会」の金ジャヘ事務総長は「問題は、建設会社がその周辺で最も高いマンション分譲権の相場に合わせて分譲価格を設定することにある」と指摘する。
住宅建設の景気がよい時は、分譲権は最初の分譲価格に付加価値が上乗せられるのが普通だ。結局、消費者に与えられるべき付加価値を、建設会社が分譲価格に入れて利益を得ているということになる。また、高い分譲価格が周辺のマンションの価格を引上げ、この価格がさらに分譲価格の上昇を仰いでいるという指摘もある。
「ドクターアパート」のクァク・チャンソク取締役は、「一部の不動産仲介業者は自分が持っている売物を、新たな分譲価格に合わせて高い価格で市場に出す『価格操作』も見られる」と話した。
これについて、ある建設会社の関係者は「最近のマンションは仕上げ材や電気製品、セキュリティー・システムなどが以前とは比べものにならないほど、高級化している。このような価格上昇の要因は無視したまま、分譲価格を引下げろというのは無理だ」と主張した。
車志完 cha@donga.com






