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ビンラディン氏、肉声テープで「対米抗戦」呼びかける

ビンラディン氏、肉声テープで「対米抗戦」呼びかける

Posted February. 12, 2003 22:40,   

一昨年9月11日の米同時多発テロ事件を行ったイスラム過激団体のテロ組織「アルカイダ」の指導者、ウサマ・ビンラディン氏が11日「十字軍らがイスラムの首都であるバグダッドを再び占領しようとしている」とし、全世界のイスラム信徒たちに対米抗戦に出るよう呼びかけた。

これを受けて米国は、中央情報局(CIA)など諸情報機関が、今週中にアルカイダの残党が「汚い爆弾」を使って大規模なテロ攻撃を行なう可能性が高いと警告を示す一方、ワシントンに防空ミサイルの発射台を配置するなど厳重な警戒態勢を敷いている。

カタールのアル・ジャジーラ衛星放送が同夜放送したビンラディン氏の肉声を収録したテープによると、ビンラディン氏は「米国が主導する対イラク攻撃は、イスラム信徒全体を狙ったものであり、これを支持するイスラム政権は『背教者(イスラム教を裏切った者)』だ」と警告の意を示した。

ビンラディン氏はまた、「米国はイラクを占領することで、中東での『大イスラエル』の建設を進めているシオン主義者らの夢を実現させようとしている」と非難した。

ビンラディン氏の肉声は、偽造した服装と白いターバン姿のビンラディン氏の資料写真を背景に放映され、これに先んじてパウエル米国務長官は、アルカイダとイラクとの関わりを裏付けるビンラディン氏の新しいメッセージが、アルジャージラ放送を通じて放映されるだろうと述べた。

一方、米CIAのテネット局長はこの日、上院情報委員会に出席し、「第2のテロ攻撃が今週発生する可能性がある」と述べ、「その場合、放射能物質を盛られた『汚い爆弾』が大規模な商店街や大学など、比較的保安と警備がずさんな人口密集地域で行われ得る」と警告した。CNNテレビが11日報じたところによると、米政府は、これとともに首都ワシントンの国防部庁舎などにスティンガーミサイルを発射できる移動式の発射台を配置した。



朴來正 ecopark@donga.com