
すらりとした背丈にハンサムな容貌。ぶつかり合いの激しいバスケットボールとは似合わない顔だ。真っ白な肌も運動選手らしくない。
延世(ヨンセ)大学4年生のフォワード、金ドンウ(23)は「コートの貴公子」。28日ソウル市瑞草区良才洞(ソチョグ・ヤンジェドン)の教育文化会館で行われたプロバスケットボール新人ドラフトに出席した彼は、数日前の思い切って40万ウォンをかけて新調した灰色のスーツを着ていた。2mの身長にオールバック姿の彼は、ファッションモデルに見違えるほどだった。
同日、彼は全体1位でモービス・オートモンスに指名され、最高のルーキーとしてプロ舞台にデビューした。
「実感がわきません。とても緊張していました。こんな日が来るとは思いもしませんでした」。
金ドンウはちょっと変わったバスケットボール歴を持っている。彼はストリートバスケ出身だ。ソウル市サンシン中学校1年生のとき、趣味でバスケットボールをはじめた彼は、昼休みや放課後、運動場で友達とバスケットボールを楽しんだ。
ストリートバスケの第一人者として名が知られた彼は、中学校3年生のときに体育教師の勧誘を受け入れ、本格的にバスケットボールを習うためにミョンジ中学校に転校した。
その後、明知(ミョンジ)高校を経て延世大学に進学するまで、毎年5cmずつ身長が伸び、ものすごいジャンプ力と精巧なシュート感覚を身につけた選手に成長した。
彼は左利きで、豪快なスラムダンクをトレードマークにしている。去年は延世大学の全冠制覇の主役として、また今月おこなわれたバスケットボールの全国大会ではMVPを含む3冠王に輝き、大学最後の試合を華麗に飾った。
金ドンウは、選手不足で困っている大学バスケットボールでアイドルになり、追っかけファンも多い。かっこいい外貌と素敵な器量が人気の秘訣だ。同日のドラフト会場にも約20人の追っかけファンが詰め掛け、彼が移動するたびに追いかけた。
「金ドンウ式のバスケットボール」がプロ舞台でも通じるか。大学につづき、プロでも彼を指導することになったモービスの崔煕岩(チェ・ヒアム)監督は「ビッグシューターになると信じている。身長は高いがスピードが速くて外郭守備にも強い」と述べた。
金ドンウは「順調にプロとしての第一歩が踏み出せて嬉しい。守備とリバウンドのようなタフなことを先に考える選手になりたい。パワーより頭を使うバスケットボールをしたい」と述べた。
金尙浩 金鍾錫 hyangsan@donga.com kjs0123@donga.com





