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[社説]「相生の政治」のモデルを作ろう

Posted January. 20, 2003 23:19,   

久しぶりに、政治に活気づく兆しが見られる。これまでの慣例を考える時、型破り的な盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領と与野党の院内総務の会合、国政協力に関する合意からして幸先がよい。会合の席で明らかにした盧次期大統領の国会観も耳に心地よい。「お二人が仲間となって、私とゲームをしなければならない」と述べ、与野党ではなく行政府対立法府のレベルで政局を運営する意志を明確にした。国会の独立性に対する尊重、名実を備えた院内政治の実現、党利を超えた国政運営の方向づけを明示したのだ。

野党ハンナラ党の李揆澤(イ・ギュテク)総務が、「(大統領が)野党と頻繁(ひんぱん)に会って意見を交わせば、過去のような足の引っ張り合いはないだろう」と述べたことからも、期待が持てそうだ。同党の朴鍾熙(パク・チョンヒ)スポークスマンはさらに「相生の政治」への覚悟を明らかにし、またそうすることを注文した。盧次期大統領が、首相の人選についても野党と事前協議するとしただけに、今のところスタートは順調なようにみえる。今後も、この勢いでいけばどんなによいだろうか。政治に和気あいあいとした雰囲気が生まれれば、国政は円満に進み、国民の顔は和やかになる。

だが、争いの火種がいたるところに残っているため、楽観するにはまだ早い。政権引き継ぎ委員会法案と人事聴聞会法案などを議論するために開かれた昨日の総務会談も、各種の疑惑究明をめぐって対立の末に決裂した。これも両党の複雑なお家事情とはいえ、よくない習慣ほど捨て去るのは困難なようだ。最近民主党で取り沙汰されている「殺生符」なども相生の政治とは程遠い。

相生の政治が、政権発足期の一過性のキャッチフレーズにならないためには、与野党間の相互理解と信頼をさらに積み重ねていかなければならない。そのために、約束したことは必ず実行し、競争のルールを守りながら互いを尊重すべきだ。また、一方的な完勝よりは「半分ずつの共同勝利」を目指しながら、会話と説得、妥協と譲歩の美徳を身につけていかなければならない。

韓国政治も国民の水準に見合う「格」を備える時がきた。もちろん与党が率先しなければならない。そして野党もより大局的な立場に立って与党を相手にするべきだ。