これまで携帯電話のユーザーーが移動通信会社と提携サービスを結んでいる映画館・レジャー施設・レストランなどで受けていた割引恩恵の幅が大きく縮小される。これにより、携帯電話のメンバーシップ制度を主に利用している10代と20代のユーザーーの反発が予想される。現在、メンバーシップに加入している顧客は1000万人を超える。
情報通信部は15日、このような内容を盛り込んだ利用約款を移動通信3社が確認し、今月末から施行するようにしたと発表した。
▲電話は使用分だけ割引〓これまでユーザーはTTLやNAのように、特定のメンバーシップに加入さえすれば、提携サービスについては何ら制限なしに割引してもらった。しかし、今月からは自分が携帯電話をどれくらい使ったかによって割引の総額が制限される。
▲年会費はマイレージポイントから差し引き〓これまでは年会費なしに無料だったメンバーシップに加入した場合、年会費が携帯電話の使用料金によって積み立てられるマイレージポイントから差し引かれる。メンバーシップに加入しても、提携サービスを利用しなければ意味がないので、提携サービスをどれくらい利用するかを考えて加入した方がよさそうだ。
▲その他〓これまで、携帯電話の加入者は、どのような料金制を選択するかによって、加入できるメンバーシップの種類が自動的に決まっていたが、これからは、どの提携サービスを希望するかによって、メンバーシップの種類を自由に選ぶことができるようになった。ゴルフや証券(SKテレコムのリーダースクラブ)、皮膚管理、形成手術(KTFのドラマ)など、過剰消費を助長しかねないサービスは、提携サービスからはずした。
孔鍾植 kong@donga.com






