中国の江沢民国家主席と、ロシアのウラジ−ミル・プ-チン大統領は2日、北京で首脳会談を開き、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対して核開発計画の廃棄を求め、北朝鮮と米国はジュネーブ基本合意の履行を通じて、対等で建設的な対話を再開するよう求めた。
両首脳は韓半島の緊張緩和のために、南北(韓国・北朝鮮)は引き続き対話と協力を続けなければならない。朝・日関係の発展も支持すると述べた。こうした内容は両首脳が人民大会党で1時間の会談をした後に、署名した共同宣言文に盛り込まれた。
両首脳は、また国際社会での国連の役割を強化し、国際秩序の多極化も行わなければならないということに合意し、米国主導の国際秩序再編の動きとイラクに対する一方的な攻撃に反対するとの立場を明らかにした。
プ-チン大統領は午後には、中国共産党総書記に選ばれた胡錦濤氏と会談し、両国間の協力関係の強化策について意見を交わした。プ-チン大統領は3日、北京で講演を行った後、万里の長城を見てからインドに向かう。
今回の中国訪問は、去年7月、モスクワを訪問した江主席の招きによるもので、大統領に就任してから2回目だ。
yshwang@donga.com






