朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、濃縮ウランを利用した核開発計画の廃棄問題をめぐり、米国と交渉し、関連施設への国際査察も受け入れる用意があることを明らかにしたと、米紙ニューヨーク・タイムズが3日報じた。
同紙は、国連北朝鮮代表部の韓成烈(ハン・ソンリョル)次席大使(写真)が、先週同紙に送ってきた数件の声明とインタビュー、そして電子メールでのインタビューなどを通じて、このような意思を表明したと伝えた。
韓大使は「ウラン濃縮計画の廃棄を考慮する用意があるか」と問う同紙の電子メール質疑に「そうだ。私はわが政府が米国のあらゆる安保の憂慮を解消すると信じる」と答えた。また、ウラン施設への国際査察を受け入れるかという質問にも「そうだ」と回答した。
韓大使は、インタビューの前に同紙に寄せた声明で「すべてのことは交渉可能だ。わが政府は、米国が北朝鮮への敵対政策をやめる意思があれば、対話を通じて米国の安保の憂慮を解消する」と重ねて強調した、と同紙は報じた。
韓大使はまた「米国が交渉を拒否する場合、北朝鮮は、カーター元大統領や著名な米国の政治家が、仲裁者として介入することを歓迎する」とつけ加えた。
米国務省は、このような北朝鮮の提案に公式に対応しないという立場を明らかにし、政府高官らは、北朝鮮がウラン濃縮研究所を廃棄する前に対話拒否の方針を撤回しないという反応を示したという。
これに先立ち、ジョン・ボルトン国務省次官補は1日、ワシントンの「シンクタンク」であるハドソン研究所の招請演説で、「協定を破る政府と対話することは難しい。北朝鮮が完全かつ明らかに、ウラン濃縮核開発計画を廃棄する前に、対話の可能性はない」と語った。
韓起興 eligius@donga.com






