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プロ野球ポストシーズン 現代対LGは現代有利か

プロ野球ポストシーズン 現代対LGは現代有利か

Posted October. 20, 2002 22:33,   

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韓国プロ野球のポストシーズンで、史上初めて10月末に行われる準プレーオフ。冷え冷えとした天候の中で21日午後6時、水原(スウォン)での1戦を手始めに3位の現代(ヒョンデ)と4位のLGが対決する3番勝負の勝者は果してどっちになるだろうか。

短期戦の勝負はふたをあけてみるまでには分からないものだが、現代の優勢を占う専門家が多数派だ。

現代は、今シーズン、チーム本塁打2位(173本)、最小失責1位(82回)の成績でも分かるように攻守にわたってLGを上回っているという評価だ。これに対してLGは、チーム平均自責2位タイ(3.93)と、盗塁2位(140回)という成績が物語るようにマウンドと機動力で相対的に優位を見せている。

現代が上回っていると分析する専門家たちは、今年の準プレーオフ勝負は先発投手の戦いではなく、長打力とブルペンの能力で決まるという点に注目した。

京仁(キョンイン)放送の具(ク)ギョンベク解説委員は「両チームには、三星(サムスン)や起亜とは違って強力なワンツーパンチの投手力がない。このため沈(シム)ジョンスをはじめ本塁打を10本以上打っている打者が7人もいる現代が、2人しかいないLGに比べて有利だ」と評価した。具委員は、また「現代のブルペンはLGのつなぎに比べて決して弱くない」と話す。

河日成(ハ・イルソン)KBS解説委員は「レギュラーシーズン終盤の現代は、ポストシーズンに合せて試合に取り組んでいたのに対して、LGにはそのような余裕がなかったことも現代が有利な理由だ」と話した。

SBSスポーツチャンネルの金グァンチョル解説委員は「現代は、斗山(トゥサン)よりLGが上がってきたことを喜んでいる雰囲気だ。長打力を全面に出している現代の方が全体的に優位に立っている」と評価した。

一方、許亀淵(ホ・グヨン)MBC解説委員は、少数意見を出した。許委員は「予想外の接戦になるだろう。LG打線がトレス—金スギョン—イム・ソンドンが登板するとみられる現代の先発陣を十分に攻略できるとみられる。大量の投手を投入する金星根(キム・ソングン)監督特有の作戦が成功する場合、勝算がある」との見通しを述べた。



張桓壽 zangpabo@donga.com