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韓国—EU「北朝鮮の改革措置に積極支援」表明

韓国—EU「北朝鮮の改革措置に積極支援」表明

Posted September. 24, 2002 22:15,   

第4回アジア欧州首脳会議(ASEM)に出席するため、デンマークを訪問中の金大中(キム・デジュン)大統領は24日午後(韓国時間)、欧州連合(EU)の議長国デンマークのラスムセン首相、プロディEU委員長と韓国—EU首脳会談を行って、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の最近の改革措置について、積極的に支援することで認識をともにした。

金大統領は、「これまで技術的・人道的支援を通じて、北朝鮮の改革を誘導してきたEUの努力を高く評価している。EUがこうした努力を引き続き傾注してほしい」と訴えた。これに対し、EU側は「南北の鉄道連結など、緊張緩和と対話増進に向けた最近の一連の措置を歓迎する。韓半島の平和定着に引き続き貢献するという公約を再確認した」と強調した。

これに先立って、アジアと欧州の25カ国に加え、EU執行委員長が参加した中で、3日間の日程で開かれたASEMは、同日3回目の首脳会議を開いて議長声明を採択し閉幕した。議長声明は、南北間の和解・協力に対する支持を再確認するとともに、「南北間の鉄道の連結が、究極的にはトランスユーラシア鉄道(鉄のシルクロード)につながることに注目している」という内容を盛り込んでいる。

ASEMはまた、国際テロリズムに対処するための「コペンハーゲン協力プログラム」を採択し、「テロリズムに対する対処は、国連の主導的な役割と国連憲章の原則にもとづかなければならない」という立場を表明した。

金大統領は24日夜帰国の途につき、25日午前ソウル入りする。



ysmo@donga.com