早ければ年末ごろ、当選金の限度がないオンラインの宝くじが新しくお目見えする。これによって、宝くじ市場が大きく変わるものと予想される。
11日、建設交通部(建交部)と国民(ククミン)銀行などによると、建交部など7つの政府機関は、最近、共同で発売することを決めたオンライン宝くじ「ロット(LOTTO)」の運営計画をまとめ、首相室の宝くじ発行調整委員会に審議を要請した。
計画によると、ロットは、1〜45までの番号が記されたコンピューター電算カード(OMR)から、6つの番号を自由に選べば、1週間単位で行われる抽選を通じて、決められた数字を当てた数だけ、当選金を受け取る方式だ。
順序に関係なく6桁の数がすべて当たれば1等になり、1等の当選者がいなければ当選金は次の抽選時に繰り越される。すなわち、1等の当選金として1億ウォンを決めたが、1等が出てこなかった場合、次の回に、その1億ウォンをそのまま繰り越すのだ。
オンライン宝くじの販売が活発に行われている米国では昨年、17週間連続し1等が出なかったため、当選金が3600億ウォンに増えたケースもあり話題になった。
カード1枚の販売価格は2000ウォンで、全国に設けられる5000台の端末機を備えた所でのみ販売する。国民銀行の李寅英(イ・インヨン)部長は、「発行から5年以内で1兆ウォン規模に成長するものと期待する。ロットが定着すれば、現在、宝くじ市場の半分程度を占めている住宅宝くじなどは自然に消え去るだろう」との見方を示した。ロットは、建交部と行政自治部、科学技術部、労働部、中小企業庁、山林庁など6つの政府省庁と済州道(チェジュド)が共同で発行する。
黃在成 jsonhng@donga.com






