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アジア大会の北朝鮮選手団経費 韓国が全額負担

アジア大会の北朝鮮選手団経費 韓国が全額負担

Posted August. 29, 2002 22:42,   

28日に終った金剛山(クムガンサン)での第2回南北実務協議で、第14回釜山(プサン)アジア大会に参加する朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)選手団の経費を韓国政府が全額支援することにしたことで、その総費用や用途に関心が寄せられている。

企画予算処に南北協力基金の使用を申請し、予算を執行する当事者である釜山アジア大会組織委員会(BAGOC)が、29日に明らかにした総経費は約37億ウォン。

まず、選手村に入る北朝鮮選手団の宿泊費と食費が約4億ウォンかかる見通し。組織委は、アジアオリンピック評議会(OCA)の参加43カ国別に、役員6人と選手24人の合わせて30人に対しては、すでに参加経費を支援することにしている。このため北朝鮮選手団305人のうち275人の平均宿泊日数を25泊と考え、1人当り1日の宿泊費と食費50ドルを掛け合わせると、総額34万4000ドルという計算になる。

このほか組織委は、北朝鮮選手団にはシャトルバスではなく、リムジン貸切りバスを提供し、国際電話2回線と北朝鮮直通電話10回線も別途に設ける。もちろん通信料は全額無料。北朝鮮選手団が滞在期間に釜山市内の観光を望む場合、これも無償提供される。9月5日の白頭山(ペクトゥサン)での採火の際にも、北朝鮮側に所要経費の全額が支給される予定。開・閉会式の同時入場の時に着る服も、2000年のシドニーオリンピック同様、韓国側で負担する。

しかし組織委員会は、簡単に算出できる宿泊費と食費を除く残りの細かい金額については、北朝鮮側の立場と国民感情を考慮し、一般に公開することをはばかっている。

355人の応援団の滞在経費は、北朝鮮側が負担することを原則とするが、移動の問題や競技場の案内などの便宜を提供する。開会式に700人、閉会式に200人が参加するという総連系応援団の費用は本人負担とするが、交通案内などの便宜は韓国側が提供する。しかし、吹奏楽団を中心に構成された応援団が釜山市民を対象に芸術公演を望む場合、韓国側で最大限便宜をはかることにした。北朝鮮側応援団は「萬景峰92号」に乗って元山(ウォンサン)を出発し9月28日に釜山に到着、船で寝泊りして大会の応援に参加する。

一方、北朝鮮選手らが使用する運動服や運動靴などのスポーツ用品は「フィラ」が提供する。フィラはすでに昨年4月、北朝鮮と3年間にわたって北朝鮮選手らが海外競技をする際に使用する運動服など、すべてのスポーツ用品を供給するスポンサー契約をしている。フィラはシドニーオリンピックの時も、北朝鮮選手らに運動用品を供給し、昨年2月には平壌(ピョンヤン)室内体育館に外国企業としては初めてフェンス広告を出した。



張桓壽 mars@donga.com zangpabo@donga.com