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21人脱出漁船の機関長、北朝鮮に送還

Posted August. 21, 2002 22:21,   

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から漁船で脱出、西海から韓国に亡命してきた荀鍾植(スン・ジョンシク)氏一家とともに韓国入りした機関長の李キョンソン(32)氏は、21日午後4時、板門店(パンムンジョム)を通じて北朝鮮に帰った。

韓国政府は、関係機関が合同尋問を行ったところ、機関長の李氏は北朝鮮を脱出する当時から亡命の意志がなかっただけでなく、家族のいる北朝鮮に帰りたいとの意向を示したため、人道主義的レベルから大韓赤十字社を通じて北朝鮮に帰らせたと発表した。

これに先立ち、北朝鮮の朝鮮(チョソン)赤十字会中央委員会の張在彦(チャン・ジェオン)委員長は、21日午前、韓赤宛てに電話通知文を送り「18日、船に乗って韓国に来た人々の中に本人の意向とは関係なく韓国入りした機関長李キョンソンがいる。赤十字社が、本人の意向によって人道的見地から、父母妻子のいる北朝鮮に無条件即時帰すべきだ」と求めた。しかし、北朝鮮側は、荀氏一家と李氏が乗ってきた木船(20トン)の返還は要求しなかった。

一方、関係機関の合同尋問班は、21日「機関長の李氏は当直勤務の途中、船長の荀ヨンボム氏(45)の家族によって、機関室内に閉じ込められ、本人の意向とは関係なく、亡命計画に巻き込まれたことが分かった」と説明した。



成東基 esprit@donga.com