ＬＧ、三星、現代 中国に大規模投資 人民日報が紹介

中国共産党機関紙の人民日報は、２４日、ＬＧ、三星（サムソン）、現代（ヒョンデ）の韓国の３大グループが、最近、中国市場への大規模な投資計画を発表するなど中国市場への参入を加速化していると報じた。

それによると、ＬＧグループが５月、４億ドルを投資して北京の中心街に中国本社の建設計画を発表したのに続き、三星グループも蘇州産業団地内に第２工場を設立することを決めるなど、韓国の大手企業が中国の世界貿易機関（ＷＴＯ））加盟を機に、投資に拍車をかけていると紹介した。

同紙は、現代グループも最近、広東省のチガオグループとエアコン共同生産の契約を締結するなど中国家電市場への参入を急いでいると伝えた。

同紙は、中国に２２億ドルを投資した三星グループが、最近、現地で積極的なメディア広告を通じてブランドのイメージ向上に力を注いでいるとし、今後３〜４年内に中国が三星グループの最大規模の海外投資先になるだろうとの見通しを示した。

人民日報は、これまで米国、日本、欧州が中国市場の３大強者として君臨してきたが、第４位の韓国の位置づけが日々拡大されつつあり、とくに韓国の個別企業が投資規模の面で、他の国の企業を追い抜いていると評価した。

yswhang@donga.com