Ｗ杯期間中、利用者の減少で悩んでいたオンラインゲーム業界が小中高校の夏休みシーズンを迎え「大反撃」に乗り出す。
オンラインゲームメーカーのネットマーブル（www.netmarbel.net）は、Ｗ杯の後「サッカー禁断症状」に苦しむ大人層を狙って花札の「ゴーストップ」、麻雀などのゲームを大幅に強化した。ベッティングできるポイント枠を増やし没入性と興味性を高め、多様なアバターのアイテムが買えるゲームマネーをボーナスとして支給する。同時プレーは３人だけ可能だった「ゴーストップ」を４人用にアップグレードした「ゴーストップ２」も発売する。
ウエブジェン（www.webzen.co.kr）は、イル・コミュニケーションとともに１７日、ソウル三成洞（サムソンドン）のＣＯＥＸ屋外広場で「２００２年 WE LOVE ART」フェスティバルを開催した。この行事では、芸術家らがオンラインゲーム「ミュ」をコンセプトにしたテクノパフォーマンスやファッション・パフォーマンスなどを披露し、「芸術としてのゲーム」を強調した。
ゲームメーカーのサニーＹＮＫが運営するゲームチャットサイトの「キャンディーバー（www.candybar.co.kr）」では、「はしごゲーム」でチャット相手を決める「はしごはしごスタジオ」を公開する一方、Ｗ杯中心だったアイテムのコンセプトを「夏」に変えて提供する。
「懐かしいアーケードゲーム」型サービスをインターネットで提供するエムプレーの「クレージアケード（www.crazyarcade.com）」は、「テトリス」を正式にサービス提供している。このゲームの特徴は利用者が一行を合わせると、ブロックが弾けながら破片が四方に飛ぶ視覚効果と爆発音を入れて楽しさを高めたこと。
従来のゲームのアップグレードと新規ゲームの発表も活発に行われている。オンラインゲームメーカーのソフト・マックスは最近、ゲームコミュニティーの「フォーリーフ（www.4leaf.co.kr）」を新しいアイテムとサービスを加えアップグレードした。「創世機伝」「マグナカルタ」などのキャラクターとアイテムの交換機能を高めるほか、アイテムを購入するショッピングモールをさらに加えた。
ジョイオンはゲーム・ポータルサイトの「ジョイオン・ドット・コム（www.joyon.com）」が新しくオープンした。「巨商」、「ラグハイム」などのオンラインゲームと「五目石」などのボードゲーム、この他、子ども用の教育コンテンツを提供している。
ＣＣＲは「ポトリス２（www.x2game.com）」にフィンクルマップと観察者モードを加えた最終版の「ポトリス２ブルーＶ６００」を２０日発表して「ポストＷ杯」体制に早くから備えている。
羅成鎏 cpu@donga.com
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