6月30日までに飲酒運転・速度違反・信号違反など道路交通法違反で罰点を受けたり運転免許が取り消しまたは停止になった約481万人の運転者らが、罰点の削除、免許停止・取り消し処分の免除、免許試験資格制限の解除など特別減免の措置を受けるようになった。
政府は9日の閣議で、こうした内容の特別減免措置を決め、李根植(イ・グンシク)行政自治部長官と宋正鎬(ソン・ジョンホ)法務部長官の共同談話の形で発表した。特別減免措置は10日から施行される。
これによって、各種の交通法規に違反し罰点を受けた運転者396万人の累積された罰点はすべて消されることになる。しかし、過怠料と犯則金などを納める義務はそのまま維持される。
また、運転免許の取り消し・停止対象者(およそ27万人)や運転免許が停止された期間中の人(約10万人)など37万人余は、行政処分の免除によって、即時、運転免許証を返してもらえるようになる。
これとともに、運転免許が取り消された後の1〜5年間の免許取得欠格期間のため免許試験を受けられなかった運転者48万人は、即時、免許試験を受けることができるようになった。
しかし△すでに運転免許の取り消し処分を受けた人△運転免許更新期間の順守義務に違反し免許が停止された人△適性基準不十分で取り消し処分を受けなければならない人などは特別減免の対象から取り除かれる。
宋長官は「サッカー2002韓日ワールドカップ大会を成功裡に開催し、歴史的なベスト4入りを決めたことを記念し、運転免許の取り消しなどで生活に不便をきたしている状況にある庶民の不便を解消するため特別減免措置を断行することを決めた」と述べた。
現政権に入って道路交通法違反行為者への特別減免措置は、98年3月(対象者532万人)以来のことだ。
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