米共和党のサム・ブラウンバック上院議員は27日、中国内の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)からの脱出住民が北朝鮮に強制送還されないように、国際社会が彼らを難民として受け入れる脱出住民への保護対策づくりを求めた。
同議員は、27日、韓国特派員との記者会見で「特別法を制定して、米国が脱出住民を受け入れる案を推進中だ」と語った。以下問答。
—脱出住民らを助けるために、最近進めていることは・・・。
「米国が毎年受け入れる国際難民のP—2(特別懸念グループ)の範ちゅうに脱出住民を含めるよう行政措置を取ることを国務省に求めている。このため、25日にエドワード・ケネディ上院議員とパウエル国務長官に会って、脱出住民に難民の地位を付与する案を話し合った。パウエル長官は、これに対し「考慮する」と肯定的に答えた。このほか、旧ソ連崩壊後、各地に散在していたユダヤ人を米国が難民として受け入れるために作られたロッテンバーグ(前上院議員の名)修正案のような特別法を制定して、脱出住民を米国が受け入れるための案も推進中だ。米国人が、脱出住民の問題についてより多くの情報に接すれば、これを支持するだろう」
—米下院と上院は最近、中国に対し脱出住民を北朝鮮に送還しないよう求める決議案をそれぞれ採択したが、中国はこれを無視している。
「決議案とは別に、ワシントンのヤン・ジェチ中国大使を呼んで、脱出住民問題への懸念を伝えたが、中国は脱出住民が難民であると認めていない。中国が脱出住民を飢えと迫害が待つ北朝鮮に強制送還することは、決してあってはならないことだ。問題は、中国が国際難民条約などをじゅん守するよう圧力をかける手段が適当でないということだ。しかし、脱出住民を支援する一部の非政府組織(NGO)が主張する中国製品不買には賛同しない。外交的努力を通じて、中国を動かさなければならない」
—モンゴルに脱出住民の難民収容所を設ける案が、NGOを中心に論議されているが・・・。
「すばらしいアイディアだ。モンゴルに難民収容所が設置されれば、脱出住民らは取り締まりを避けて逃げなくてもいい。米国は難民収容所を設けることを財政的に援助すべきだ」
—脱出住民問題に関心をもつようになった個人的な動機があるか。
「15万〜30万人とも推定される中国内の脱出住民らの悲惨な状況について話を聞き、彼らを助けなければならないと考えるようになった。人道主義の立場から、脱出住民らのためにできることをしているが、特別に個人的な動機があったわけではない」
韓起興 eligius@donga.com






