金大中(キム・デジュン)大統領次男の金弘業(キム・ホンオプ)容疑者の友人、金盛煥(キム・ソンファン)容疑者が検察幹部に、3件の不正事件で捜査を取りやめるよう依頼したという疑いが浮き彫りになり、検察は組織内部の「罪人」を探し出すため、捜査チームを結成するという情けない状況に陥っている
京畿道富川市範朴洞(キョンギド・ブチョンシ・ボムバクドン)の再開発不正にかかわった現職地検長に対しては、すでに刑事処罰の可能性まで提起されている。
検察幹部らが権力層の下手人に転落し、不正と利権に介入したという諸疑惑であるから、総じて「検察ゲート」だとしても言い過ぎではなかろう。平凡な市民も他人を批判するには、自身から清くなければならない。
まして国民の委任を受け犯罪を摘発して処罰する権限を持った検察は、どうであるべきだろうか。個人よりはるかに高いレベルの道徳性を要求するのは、国民の当然な権利だ。
清廉でない検察組織は、決して国民に公正に法を執行するという信頼を与えられない。
今回の「検察ゲート」捜査は、李明載(イ・ミョンジェ)検察の信頼性を検証するリトマス試験紙も同然だ。
「誤りがあれば是正し、反省すべきことがあれば反省しようというのが検察の意志」だと明言した検察関係者の話を信じたい。
しかし、検察は最近まで「身内をかばうこと」の悪習から抜け出せず、国民を失望させた。
昨年、「李容湖(イ・ヨンホ)ゲート」で、検察のひ護疑惑が浮き彫りになると、検察は特別監察本部を設けるなど騒ぎ立てたが、真相は結局特別検事チームによって糾明された。
数回にわたって指摘しているが、アジア太平洋平和財団の李守東(イ・スドン)元常任理事に捜査機密をもらした疑惑がもたれたキム・デウン光州(クァンジュ)高検庁長の事件を処理できずにいるのは、典型的な「検察内人物かばい」の例だ。
検察が、この危機を克服するためには、患部を切り抜く苦痛を甘受しなければならない。恥ずかしい部分を急いで覆ってしまうとすれば、検察は国民の信頼を回復できない。
検察が、委任を受けた権限を、不正と利権介入に悪用し、国民を裏切った一部の検察関係者の誤りを、国民の前でしょく罪できる道は、徹底した捜査と処罰しかない。






