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14日の韓国—ポルトガル戦 専門家はこう見る

14日の韓国—ポルトガル戦 専門家はこう見る

Posted June. 11, 2002 22:40,   

「韓国はポルトガルの壁を越えられるだろうか」

韓国が10日、米国と1−1で引き分け、ポルトガルがポーランドに4−0で大勝を挙げたことで、14日に仁川(インチョン)の文鶴(ムンハク)ワールドカップスタジアムで行われる1次リーグD組、韓国とポルトガルの一戦に国民の関心が集まっている。1勝1分けのポルトガルとしては、必ず勝たなければ決勝トーナメント進出を望めない状況だ。

国内外のサッカー専門家たちは「韓国の希望が実現するには、力に余る苦しい戦いが予想される」としつつも、「韓国側に展望が全く閉ざされているわけではない」と口をそろえる。

▲国内専門家の予想〓94年の米国大会で韓国代表監督を務めた金浩(キム・ホ)水原三星(スウォン・サムスン)監督は「韓国は米国戦に勝たなければならないというプレッシャのために試合をうまく展開できなかった。相手が余裕をもってボールをキープしているときも、守備ラインが必要以上に前進してオフサイドトラップをしかけたところで、相手のスルーパスにやられた。韓国が、こういう点を補完し、フィーゴなど相手の攻撃ラインにプレスをかけ、スペースを明け渡さず、最前線のストライカーたちが頻繁に位置を変えて守備陣をかく乱させれば勝ち目はある」と述べた。

金監督は、また「ポルトガルのライトウィング、コンセイサンのコンディションが乱れており、ジョルジェコスタとコウトが構える中央の守備ラインは足が遅い」として、その部分を集中的に攻め込むことを注文した。さらに、「ジョアンピントが攻撃的MFから最前線のFWにポジションを代えてから、ポルトガル攻撃陣のプレスが驚くほどスピードアップしている」とし、警戒を緩めてはならないと指摘した。

半面、安貞桓(アン・ジョンファン)、宋鍾国(ソン・ジョングク)、李敏成(イ・ミンソン)らが所属している釜山(プサン)アイコンズの金鎬坤(キム・ホゴン)監督は、多少厳しい。金監督は「予測不可能」と前置きしながらも、「ポルトガルがヨーロッパリーグが終わって間もない時点で大会を迎え、はじめは揺れていたけど、10日のポーランド戦で見せつけられたように、もはや開催国の環境にすっかり適応し、コンディションと安定感を取り戻している」と分析した。

また「大会が進むにつれて鋭さを増してきているポルトガルの攻撃を、フォーバック体制に切り換えた韓国が、どのくらい効率的に食い止められるかが勝負のカギとなるだろう」と予測した。

▲海外専門家たちの予想〓ヨーロッパのサッカー専門家たちは「韓国が少なくとも引き分けるか、勝つだろう」と明るい展望を述べている。

本紙にコラムを寄稿している英国の著名なサッカーコラムニスト、ラブ・ヒュース氏は「ポルトガルは、韓国みたいに粘り強くつきまといながらプレスをかけるチームを嫌がる。米国がポルトガルを破ったのも、韓国のようなプレーを展開したからだ」と述べた。韓国が、これまでに見せてくれたように、中盤から激しくプレスをかける「トータルサッカー」を繰り広げるならば、勝算はある、との見方だ。

ヒュ-ス氏はまた、90分間を走ったあとも疲れない韓国選手たちの強じんな体力に、ポルトガルが耐えられないだろう、とみている。「韓国選手たちの体力は、今大会に出場した32カ国のうち最強だ。後半に入ってから急激に体力が落ちるポルトガルが、衰えることを知らない韓国の波状攻撃をどのくらい守り抜くかがカギとなるだろう」とも述べた。

ポルトガルの記者たちは、自国チームの弱みとされている守備ラインに懸念の視線を送っている。ジョルジェコスタらが守る中央守備陣の足が、韓国の攻撃ラインに比べて相当鈍い上、両サイドのウィングバック、ルイジョルジェとベトなどの技量もかつてほどのものではないという。



梁鍾久 yjongk@donga.com