Go to contents

宋在斌氏の使途不明43億ウォン 政官ロビーの可能性

宋在斌氏の使途不明43億ウォン 政官ロビーの可能性

Posted May. 22, 2002 11:30,   

한국어

ソウル地検特殊捜査2部(車東旻部長検事)は、タイガー・プールズ・インターナショナル(TPI)代表の宋在斌(ソン・ジェビン)氏が株式の売却金と会社から横領した資金など使途不明の43億ウォンの一部を政官界へのロビーに使用したことについて捜査していると21日発表した。

検察によると、宋氏は00年5月〜01年9月の有償増資によって確保した資金など16億ウォンを横領しており、01年4月にはPOSCO(旧浦項製鉄)系列会社にTPIの株式20万株を70億ウォンで売却したという。検察はこのうち、使途が不明な横領資金2億ウォンと株式売却金41億ウォンの一部はロビーに使われた可能性があるとみて捜査を行っている。

宋氏が横領した16億ウォンのうち14億ウォンは、借金の返済に回されており、株式売却金のうち29億ウォンは、未来都市環境代表の崔圭善(チェ・ギュソン)被告に渡され崔被告の個人事業費用と金大中(キム・デジュン)大統領の三男、弘傑(ホンゴル)被告のTPI株式購入に使われた。

検察はスポーツ宝くじ事業者選定に関する法律の改正と、事業者選定の前後に数万株のストックオプションを受け取ってTPIに迎え入れられた政治家出身者らが、違法ロビーを展開した疑いについても捜査している。

検察は「迎え入れれた人物らが定期的に一定額の給料をもらっていないなど、正社員でもないのにTPIのために政治・官僚にロビーをしたのであれば問題だ」と語った。

検察はまた、与野党関係者らがTPIから後援金を受け取って、TPIの事業説明会を仲介したり、説明会に参加した過程に法律に違反する行為があった疑いについても捜査している。



李明鍵 gun43@donga.com