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財閥各社、KTに資本参加

Posted May. 18, 2002 09:52,   

17日に開始されたKT(旧韓国通信)民営化のための政府保有株式売却の申し込みに三星(サムスン)、LG、現代自動車、大林(テリム)産業などが参加意思を明らかにした。

また、SKも株式買い取りに積極的な態度を見せるなど、当初の予想より多い大手企業が公募株の申し込みに参加している。これによって、今回の申し込みは政府の当初の目標通り、いくつかの企業に持ち株が分けられる形で成功する可能性が高くなった。

今回売却される政府保有のKT持ち株は、株式14.50%、交換社債(EB)13.86%で、株式の公募申し込みは18日正午の締め切りとなっている。

▲三星、LG、SKの大手3社が参加する〓これまでKTへの資本参加に関心を持っていた三星は17日、「三星生命が持ち株の2.4%を、三星投信運用が持ち株0.6%をそれぞれ引き受け、グループ・コンソーシアムの形で計3%の株式参加を決めた」と発表した。

三星生命は株式を0.8%、EBを1.6%、計749万3000株(4314億ウォン)、三星投信運用はそれぞれ0.2%と0.4%の計187万3000株(1078億ウォン)を買い取る計画だ。

三星の関係者は「三星の資本参加はKTに対する経営権とは全然無関係で、金融系列会社が単なる資産運用のために株式を引き受けるもの」と強調した。

三星は一時、三星電子を通じて5%の株式買取りを申し込むことも積極的に検討したが、内部の議論を重ねた結果、金融系列会社だけが参加する方向へと最終的な方針を固めた。

LGに次く三星の電撃的な参加方針の発表を受けて、SKが参加する可能性もいっそう高くなった。

SKテレコムは申し込みの締め切りである18日午前、取締役会を開き、2〜5%の株式買取りを決める見通しだ。SKテレコムのシン・ヨンチョル広報室長は17日午後、「資本参加を前向きに検討しているが、まだ何の結論も出していない」と話している。

一方、LG電子は、株式1%と交換社債2%(936万5988株)を申し込み、投資金額は5390億ウォンにのぼっている。

▲現代自、大林なども参加〓現代自動車と大林産業も17日、資本参加を公式に決め、持ち株1.5%以上の戦略的な投資家となった。

現代自は戦略的投資家の最小入札規模である0.5%の株式を買取り、これとは別に1%のEBを引き受け、計1.5%を確保することにした。

大林産業も取締役会で、1000億ウォンを投資し、EBを含むKTの株式0.6%を確保することを決めた。大林は曉星(ヒョソン)などとコンソーシアムを組んで計1.5%の持ち株を確保する計画だ。

このほか、チォングホコムネットは30億2400万ウォン(5万6000株)の公募参加を決め、インタブスも12億5000万ウォン(株式1万1000株、EB1万1000株)を申し込むことにした。



金泰韓 朴庭勳 freewill@donga.com sunshade@donga.com