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イスラエル軍、爆弾テロへの報復攻撃へ

Posted May. 11, 2002 09:54,   

爆弾テロに対するイスラエルの大規模な報復攻撃が迫っている中、10日午前、イスラエル南部の都市、ベエルシェバでパレスチナの武装隊員2人がまたもや爆弾を仕掛け、イスラエル人4人が負傷したと、DPA通信が10日報じた。

イスラエル警察によると、「爆弾はエルサレムから南へ65キロにある砂漠都市の銀行近くで爆発し、犯人のうち一人は捕らえたが、もう一人は逃した」という。

同日午前、ベツレヘムのキリスト生誕教会の中に閉じ込められていたパレスチナ人は全員解放された。これで、39日間続いたイスラエル軍とパレスチナの対峙状況は完全に終息した。イスラエル軍の消息筋によれば、解放されたパレスチナ人のうち手配を受けているパレスチナ武装隊員13人はすぐベツレヘムを離れ、亡命した。

一方、ムーサ・アラブ連盟事務総長は10日、カイロのアラブ連盟本部で開かれたアラブ結束会議が終わった後、「イスラエルがパレスチナ人自治地域から撤退する代価として、イスラエルに対して全面的な休戦を提案することもできる」と明らかにした。ムーサ総長はとりわけ「イスラエル軍が撤退すればパレスチナの自爆テロも中断すると思う」と述べている。



河宗大 orionha@donga.com