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シラク氏、極右ルペン氏との公開討論拒否

Posted April. 25, 2002 09:13,   

フランスのシラク大統領が、極右国民戦線のルペン党首との公開討論を拒否する意思を示した。

シラク大統領は23日、仏北西部レンヌでの演説で「不寛容と憎しみに対しては、なんの取り引きも、妥協も、討論もできない。過去にも国民戦線との同盟を拒否したように、どんな政治的犠牲を払ってでも、ルペン党首との公開討論には応じない方針だ」と語った。また、ルペン党首との選挙戦を「人生をかけた戦い」と述べた。

これに対してルペン首党は、国営フランス2テレビに出演して「民主主義の原則にもとる許せない攻撃であり、卑怯な行為だ。まるで逃げながら悪口をいう小学生のようだ」と強く非難した。

両候補の攻防が続く中、「ル・パリジアンヌ」の世論調査によると、フランス国民の7割が公開討論を望んでおり、討論が実現する可能性もある。

一方、保守・中道陣営では、仏大統領選第2回投票を控えて、シラク大統領を中心とする保守・中道連合の結成が具体化するなど本格的な勢力結集が進められている。

シラク大統領が属している共和国連合(RPR)と仏民主連合(UDF)、自由民主党(DL)のフランス右翼3党が 、6月の総選挙(国民議会、定数577)に向けて、統一会派「大統領与党連合」(UMP)を結成することで合意した。

一方、フランス各地で3日連続続いている反ルペンデモは10万人以上が参加し、ますます過激化している。22日、一部のデモ隊が窓ガラスを割ったり、車を破壊したり、火炎びんを投げたりしたため、警察が催涙弾を発射し強制的な鎮圧に乗り出した。



金晟圭 kwakgija@donga.com · kimsk@donga.com