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林東源特使、金大統領親書持ち北朝鮮入り

Posted April. 04, 2002 09:38,   

林東源(イム・ドンウォン)大統領外交安保特別補佐官が3日、金大中(キム・デジュン)大統領の特使として朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問した。林特使は、4日金正日(キム・ジョンイル)総書記と会談し、金総書記に宛てた金大統領の親書を手渡す予定である。

林特使をはじめ、金保鉉(キム・ボヒョン)国家情報院第3次長、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部交流協力局長ら7人からなる特使団は、3日午前10時、大統領専用機でソウル郊外にあるソウル空港を出発し、西海岸直行航路を通って、午前11時45分、平壌の順安(スンアン)空港に到着した。

林特使は出発する前に「米国と日本が私の訪朝を通じて、北朝鮮に伝えたいと望んでいることがある」と記者団に話し、米国と日本のメッセージを北側に伝える意向を示した。

林特使は3日午後、宿泊先である平壌(ピョンヤン)の百花園(べクファウォン)迎賓館で、金容淳(キム・ヨンスン)北朝鮮労働党対南担当書記と会談し、離散家族の再会、京義(キョンイ)線の連結など南北間の懸案について協議した。

この会談で林特使は、韓半島の緊張緩和を強調し、北朝鮮の核開発疑惑や大量破壊兵器(WMD)などについて国際社会が懸念していることを伝えるとともに、一日も早く米朝対話を再開するよう求めたとみられる。



成東基 esprit@donga.com