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ブッシュ大統領「核報告書は新しくない」

Posted March. 15, 2002 09:31,   

ブッシュ米大統領は13日米国の潜在的な核攻撃可能性に触れた、「核戦略見直し報告書(NPR)」は新しい内容ではないと語ったが、依然として核兵器使用可能性を排除せず、これを巡る議論が続くものとみられる。

ブッシュ大統領は13日、ホワイトハウスで記者会見を開き「NPRはクリントン前大統領の時からあったもの」と述べ「しかし、米国は敵対国が米国や同盟国を脅せないように核兵器を使用できるあらゆる可能性をオープンにしている」と強調した。続いて「各国に対し米国を脅かしたり、大量破壊兵器を米国や同盟国に使えないことを明らかに周知させたく、私たちはすべての案を検討対象に入れている」と語った。

ラムズフェルド国防長官も、国防総省でセルゲイイバノフロシア国防相との会談後の共同記者会見で、「NPRは核戦争に備えた『作戦計画文書』でなく、ロシア側にもすでに1月にこの報告書について事前ブリーフィングを行っている」と話した。

また、「報告書は特定の国の核兵器を使った攻撃について全く触れていない」と述べて、核攻撃目標でロシアなど特定の国を狙っているという報道を否定した。

しかし、ワシントンポストは14日「核兵器に対する馬鹿ども」という社説でブッシュ政権は報告書内容を敢えて縮小しようとしているが、彼らは「滅亡主義者」だというのはすでに明らかになったと批判した。

新聞は「ブッシュ大統領は記者会見で、いかなる国であれ米国の核攻撃対象の例外にはなれないことを示唆し、従来の軍縮と核不拡散への努力には別れを告げたことになる」と指摘した。

LAタイムスもこの日「開けるには危険なふた」という題の社説で「NPRが結果的に核兵器の敷居を低くし、核兵器と通常兵器の境界を崩した」と述べて「これについてブッシュ大統領の公式の否定と議会の積極的な問題提起があるべき」と述べた。



金晟圭 kimsk@donga.com