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北朝鮮「南北最高級会談が必要」と放送

Posted February. 23, 2002 10:57,   

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は21日「南北最高級から各政党社会団体に至る多方面での対話と交渉が進んでこそ南北関係は不信と対決から和解と協力ヘ転換できる」とする放送を行った。

北朝鮮の金日成(キム・イルソン)放送大学は南と海外同胞を対象とする21日夜の特別講演で「北と南、わが民族同士による自主的な統一を果たすには対話が極めて重要だ」と述べたと国営平壌(ピョンヤン)放送は報じた。

「最高級対話」は、これまで使用されていた「当局間対話」よりも発展した表現で、南北首脳会談を称しているようにみられるが、この放送では具体的な南北対話再開の構想については明らかにされていない。

放送はまた、「米国のブッシュ政権は南朝鮮当局に圧力をかけて、南北間の対話を妨害している」と述べて「ブッシュ政権は李会昌(イ・フェチャン)のような右翼保守勢力を前面に立たせて、いわゆる対北過上援助論を打ち出して騒いでいる」と非難した。



金影植 spear@donga.com