通貨危機以来、高所得層と低所得層の所得格差がますます拡大している。また、所得上位20%の世帯が税金を除いた所得の約40%の黒字を出したのに対し、下位20%は所得より10%程度をさらに支出して赤字を出している。
統計庁が21日に発表した「2001年都市労働者世帯家計収支動向」によると、所得不均衡の程度を示すジニ係数と、所得上位20%と下位20%間の格差が前年より拡大したことが分った。ジニ係数は昨年0.319で、2000年の0.317よりやや増加した。
また、上位20%と下位20%の所得を比較した「所得5分位倍率」も5.36倍となり、前年の5.32倍より高くなった。ジニ係数は通貨危機以前の97年には0.283だったが、通貨危機に見舞われてから99年は0.320へと高くなった。2000年には0.317と5.32で、やや下がり気味だったが、昨年再び99年のレベルに拡大した。
昨年の都市労働者世帯の月平均所得は262万5100ウォンで、2000年の238万6900ウォンより23万8200ウォン(10.0%)増加した。最下位20%の世帯は、消費支出が、税金と利子の負担を除いた「処分可能所得」より9.3%も多く、毎月8万2800ウォンずつ赤字を出した。しかし、最上位の5分位の世帯は毎月、処分可能所得の38.8%に当たる178万4400ウォンずつ黒字を出していた。
都市労働者世帯の月平均家計支出は205万8000ウォンとなり、前年の188万8000ウォンより9.0%増え、ここ3年間もっとも低い増加率となった。しかし、所得税と自動車税などの租税負担(14.9%)、公的年金(16.6%)、社会保険(16.9%)などの「非消費支出」はここ5年間もっとも大きい11.9%の増加率となり、国民の負担が大きくなったことが分った。
ジニ係数とは、所得不均衡の程度を示す0〜1の数値。1に近いほど、不均衡の程度が高いことを意味する。
朴重鍱 sanjuck@donga.com






