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宝物引き上げ捜査、与党中心にも進む

Posted January. 30, 2002 09:41,   

金大中(キム・デジュン)大統領夫人の甥、李亨澤(イ・ヒョンテク)預金保険公社前専務が29日午後、「李容湖(イ・ヨンホ)ゲード」を再捜査中の車正一(チャ・ジョンイル)特別検査(特検)チームに召喚され、中核的な権力層の支援を受け、宝物引き上げ事業を主導していた経緯について取り調べを受けた。

特検チームは、李亨澤氏が、大統領府、国家情報院、海軍など、国家機関を利用して同事業を進めていた当時、李起浩(イ・ギホ)前大統領経済首席秘書官のほか、大統領府の政府高官や与党の実力者の支援を受けたかどうかを集中的に追及した。

特検チームはまた、李亨澤氏が国家機関に働きかけた見返りとして李容湖被告から金品を受け取っていたかどうかなどについても捜査している。

これと関連して特検チームは、李氏の東和(トンファ)銀行後輩の許玉錫(ホ・オクソク、身柄拘束)被告を通じて李氏の資金を管理していた人物を探している。

特検チームはさらに、李容湖被告とともに株価操作を企てた疑いが持たれている李亨澤氏の妻の父親、崔(チェ)某氏が李容湖被告が行った政界・官界へのロビーにかかわった端緒をつかみ、中国に滞在している崔氏の帰国を促している。

これとともに特検チームは、李亨澤氏が宝物引き上げ事業に関連して賄ろを受け取った疑いや李容湖被告が筆頭株主のサムエ・インダスの株価操作に影響力を行使した疑いを確認し次第、逮捕礼状を申請した後、李起浩前首席を召喚することにしている。

特検チームはまた、一昨年、李亨澤氏に対する陳情事件を内部捜査する際、検察幹部のうち、ソウル地検第3次長だった林梁云(イム・ヤンウン)前光州(クァンジュ)高検検事長を、30日午前召喚する予定だ。



viyonz@donga.com