韓国開発研究院(KDI)は15日、世界経済の急激な変化で韓国経済の潜在成長率は、1970、80年代には8%だったのが、90年代は6‾7%になり、向こう10年間は5%台に止まるという見通しをまとめた。
KDIは、国会未来戦略特委(申栄国委員長)に提出した、「ビジョン2011—開かれた、柔軟な経済」という報告書でこのような見通しを示した。「ビジョン2011」は 昨年6月、未来学会など研究機関関係者とともに作業班を作り、進めてきた未来戦略プロジェクトだ。
この報告書では「国の競争力は技術、知識などによって決定される流れで、政府主導の量的な市場戦略は限界に直面した」とし、根本的な対策を促した。
KDIはとくに、グローバル時代に見合った経済システムを作るために解決すべき課題として、金融部門の慣行と意識などソフトの改革、経営革新、民営化などを挙げている。
また、企業部門では経営透明性と責任の向上、労働部門では労使間の信頼の定着と法にもとづく紛争解消、公共部門では財政と公企業の効率化、電子政府の実現などを解決課題として提示した。
KDIは、これとともに研究革新能力が不足し、未だ低付加価値の比重が高いと指摘した。
世界市場シェア1位の品目はドイツが669アイテム、米国618、日本は354なのに対し、韓国は55にすぎないのもこのためだ。
KDIは、この他△ 情報通信(IT)産業の高度成長にもかわらず、その波及効果が少なく△無資料手形取引きなどの金融慣行で、電子商取引やデジタル経営などの発展が難しいと指摘し△遅れているサービス部門を向上させることが急がれると提案した。
金正勳 issong@donga.com · 宋寅壽 jnghn@donga.com






