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ハーバード大学で論議 教授任用は業績か若さか

ハーバード大学で論議 教授任用は業績か若さか

Posted January. 14, 2002 09:38,   

米国のハーバード大学が、若き学者を「終身教授」として採用する、いわゆる「若き血液による輸血」政策をめぐり、議論が巻き起こっている。

「若き血液の輸血」に積極的に乗り出している人は、昨年半ばハーバード大学の総長に就任したローレンス・サマース氏。サマース総長は最近、英国のケンブリッジ大学と米国のスタンフォード大学からハーバード大学に移籍しようとした54歳の教授2人の受け入れを霧散させた。過去に立派な業績を残している年老いた学者よりは、将来が嘱望される若い学者を終身教授として採用すべきだというのがその理由。

ウォールストリート・ジャーナルは11日、ハーバード大人文科学学部のジェレミー・ナウルス学部長の話を引用して『サマース総長は「死火山」より「活火山」を望んでいる』として、このように報じた。

彼自身、28歳でハーバード大学の教授に採用されたサマース総長のこのような措置は、一つの分野において世界一の専門家として認められる学者を教授として迎え入れていた、ハーバード大学の古い伝統と掛け離れたもの、との声が上がっている。ハーバード大学の終身教授の平均年齢は55歳で、40歳以下の教授は10%にも満たない。

しかし、これまで年老いた学者の影に隠れて大学進出に困難を感じていた若い学者らは、米国の大学界の「羅針盤」の役割をしているハーバード大学のこうした変化を、大いに歓迎する雰囲気である。米国における4年制大学教授の平均年齢は、1993年の47.6歳から1999年には49.2歳に上がり、若い学者による大学進出の余地は、その分減少する傾向にあった。

ハーバード大社会科学学部のマイケル・センデル教授は「サマース総長の措置は、若い学者らによる数学統計的研究(計量的研究)が、ベテラン教授の伝統的な歴史的、哲学的研究法より優れていると思っているようだ」と、批判した。比較文学科のジェン・ジオルコスキ教授も「若い頃の数年間だけパッとスポットを浴びて、すぐに衰えてしまう学者が余りにも多いという事実を知るべきだ」と述べた。



金晟圭¥¥¥ kimsk@donga.com