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[社説]不正の中心であることが確認された青瓦台

[社説]不正の中心であることが確認された青瓦台

Posted January. 11, 2002 10:45,   

朴鉂ヨン(パク・ジュンヨン)元大統領公報首席秘書官が「スージ・キム」の殺人犯でありベンチャー企業「パス21」の大株主である尹泰植(ユン・テシク)容疑者に会うなど、「ゲート」の黒い手が大統領府青瓦台(チョンワデ)にまで深く差しのべられていた事実が続々と判明されつつある。

辛光玉(シン・クァンオック)元民政首席秘書官が「陳承鉉(ジン・スンヒョン)ゲート」ですでに身柄を拘束されており、金正吉(キム・ジョンギウ)前政務首席、国家情報院の李鐘賛(イ・ジョンチャン)前院長、情報通信部の南宮鉊(ナムグン・ソク)前長官も尹容疑者に会ったとされている。与党の中核人物であるもう一人の朴某前首席秘書官の名前も取りあげられつつある状況だ。こうした状況でも「ゲート」は数人の人物ら個人の不正のレベルであり、政権中枢とは何の関係もないと言えるだろうか。数人だけの身柄を拘束しておいて、すでに「主要部分」は確認されたのだからこれ以上取りあげないことにしようと言えるものだろうか。

金大中(キム・デジュン)大統領は8日の閣僚会議で「一部のベンチャー企業が問題を起し政府を困惑させており、一部の公務員までかかわっていて国民に申し訳ない」と述べた。しかし金大統領の考えに同意できない。ベンチャー企業が問題を起し政府を困惑させているのではなく、政権自らが一部のベンチャー企業と「結託」したように思え、そこに一部の公務員ではない政界の主要人物らがかかわっているという疑惑が徐々に事実として確認されつつあるからだ。ベンチャー企業自体の問題ではなくベンチャー企業と不正な関係を結んだ政権の問題として見るべきである。

このためこれから数人の人物の身柄を拘束することで問題を終結させようとするのではなく、政権のレベルから不正と疑惑を徹底的に解明しなければならないだろう。問題の枝葉だけを取り払おうとせず、その根と本体を糾明し除去する革新を行うべきだ。

朴元公報首席がたとえ金大統領と至近距離にいたとしても、同元公報首席が「尹ゲート」において中核的な役割を果たしたと思うには不審の念が起こる側面が少なくない。正確に正してみると同元首席を権力の中核人物と見るには無理がある。だから同元首席の後ろに本当の中核人物がいるだろうという疑惑が提起される。金大統領は7日、経済界の人物に会った席で「大統領の息子ら」が不正とかかわっているとされる説に触れ、否定したという。しかし、いまのように日々不正関連で権力の中核部分が次々と現われる状況ならば「ゲート」の本体をめぐる疑惑は決して解消されないはずだ。

朴元公報首席秘書官に対する調査が、「ゲート」の本体を確実に糾明する契機にならなければならない。これ以上事実を隠しもみ消そうとしていては政権も国も不幸になるだけだ。青瓦台が「本体の隠れ処」という疑惑をそそぐためにも、聖域のない捜査が行われるべきだろう。