福岡県警と第七管区海上保安本部(北九州)、門司税関の合同捜査本部が6日夜、九州福岡市の近海で中国船籍の漁船を捜索し押収した150キロの覚せい剤(末端価格約90億円相当)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で製造された可能性が膨らみつつある。
覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯として逮捕された7人の中国人乗組員らは、「中国上海港を出港したあと、洋上で北朝鮮を出港した貨物船と落ち合い、覚せい剤を受け取った」と供述した。
日本の捜査当局は8日、「押収した覚せい剤の色と純度が、以前北朝鮮から密輸されていた覚せい剤と非常によく似ている」という見方を明らかにし、北朝鮮で作られた覚せい剤である可能性を示唆した。覚せい剤はおよそ100本の小さなビニール袋に入れられ船室に隠されてあった。
捜査当局は中国からこの船に関する情報を入手し、日本の海域に入ってきた時から警戒していた。福岡海上保安部は6隻の巡視艇を出動させて、覚せい剤を受け取る船と落ち合う時を待っていたが現れなかったため、船内を強制捜索し覚せい剤を見つけた後、船を博多港にえい航した。
捜査当局は、この覚せい剤を受け取ろうとしていた大規模な犯罪グループが日本にいる可能性が大きいとみて捜査を進めている。
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