22日、東シナ海で日本の海上保安庁の巡視船と交戦し沈没した不審船の乗組員らは取り調べを避けるため、自殺した可能性があることが明らかになった。海上保安庁はまた、不審船が自爆したという結論を出した。
海上保安庁によると、事故海域で引き上げられた乗組員2人の遺体を検視した結果、1人の遺体に銃弾が貫通してできたとみられる傷が見つかったことが分かった。海上保安庁は巡視船が発射した20ミリ機関砲の弾が命中すれば遺体は激しく損傷されるはずだが、貫通傷のほかには目立った傷がなかったため、短銃などで自殺した可能性が強いとみている。
また不審船の沈没後、投げ出された乗組員15人(赤外線監視装置で推定された数)のいる海面に、巡視船から救命浮輪を投げ入れたが、だれも反応を示さなかったという事実も確認された。
海上保安庁の巡視船と航空機が赤外線カメラで撮影した画面を分析した結果、不審船では沈没する直前の22日午後10時11分ごろ、不審船の中央後ろ寄りの船底付近で数妙間、2回の爆発があったことも確認された。海上保安庁はこの爆発で船底に穴が開いて海水が大量に流れ込み、急速に沈没したとみている。
扇千景・国土交通相は25日、「沈没した船を引き上げる」考えを明らかにした。また田中真紀子外相は「不審船が朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船であることが判明すれば、抗議の他にも、なんらかの措置を取る方針だ」と述べた。関係者らは経済的な制裁が加えられる可能性もあると話している。
一方、日本政府は、不審船がロケット砲まで発射したことについてショックを受けており、これに備える対策として△不審船をだ捕するため、領海外でも射撃を加えるよう海上保安庁法を改正し△海上自衛隊も追跡に参加できるよう自衛隊法も改正し△高速巡視船を増やし重火器も補強するとの方針を挙げている。
不審船が使用したロケット砲は、80年代から使われている対戦車用の旧ソ連製のRPG7であると推定されている。
ksshim@donga.com






