去年4月13日に行った第16代国会議員総選挙(4.13総選挙)に出馬した候補者たちが選挙で実際に使った資金が、最大で30億ウォンを超えていたことが確認された。
また、候補者(当選者と次点の候補者)が、自ら明らかにした実際の選挙費用の平均も、5億1万ウォンで、法廷選挙費用限度額(全国平均1億1600万ウォン)の4.5倍近くにも達し、選挙資金の不透明性と乱脈の様相が明るみになった。
このような事実は、東亜日報社と延世大学国際学研究所それに米国アジア財団が「政治資金制度の韓米日比較研究」の一環として、6月から8月にかけて、今年4月13日の総選挙に出馬した与野党の候補者70人を対象に、インタビュー調査を実施した結果明らかになった。
選挙に出馬した候補者たちの非公開の直接陳述をもとに、マスコミと学界の共同で、政治資金の収入と支出の実態に関する全面的な調査が行われたのは国内では初めて。延世大学国際学研究所は、10日午後2時から延世大学の新千年館で、これについてのセミナーを開催する。
調査の結果、4.13総選挙で、9億ウォン以上を使ったと明らかにした人が11人(15.9%)、7億〜9億ウォンが9人(13.0%)、5億〜7億ウォンが12人(17.4%)で、半分に近い32人が5億ウォン以上を使ったと答えている。
また、3億〜5億ウォンが16人(23.2%)、1億〜3億ウォンが10人(14.5%)で、1億ウォン未満は11人(15.9%)に過ぎなかった。出馬者のうち80%以上が、自ら選挙法に違反したことを吐露したわけだ。回答者のうち1人は、支出額公開を拒否した。
なかでも、ソウルで出馬した一人の民主党候補は、「党本部の支援金だけでも5億ウォンに達する。『386候補』が出馬した戦略地区と競合地区には、同様規模の額が支援されたものと聞いている」と明らかにし、党本部が選挙法違反を助長したことを認めた。
しかし、この額は、出馬者が自ら明らかにした実際の選挙費用という点で、選挙準備期間から要したさまざまな間接的費用や付帯費用を含めれば、実際に選挙関連で直接、間接的に支出した総額は、それの2〜4倍(1人平均、10億〜20億ウォン)にのぼるというのが、政党関係者たちの一般的な分析だ。
これによって、与野党3党の621人を含む全部で1040人が出馬した4.13総選挙に要した選挙費用の総額は、兆単位にのぼるものと政党関係者は推算している。
今回の調査で、与党民主党所属の候補は平均4億7200万ウォン、野党ハンナラ党の候補は平均4億3200万ウォン、自民連の候補は平均7億8000万ウォン、無所属候補は6億3100万ウォンを使ったと答えた。
選挙資金の使用内容は、組織管理費が68.1%で最も多くの割合を占め、次に広報費(19.9%)、運営費(8.6%)などの順だった。これは組織動員による対決に依存する旧態の選挙方式が、依然として主流であることを示している。
資金調達方法(1人平均の募金額5億1807万ウォン)は、個人資金が平均2億8743万ウォン(55.4%)で最も多く、次に後援会収入が1億3303万ウォン(25.7%)、党本部の支援金が9761万ウォン(18.8%)の順で、公式の後援会よりは非公式な経路による資金調達が大半を占めたことが明らかになった。
朴成遠 swpark@donga.com






