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信用大乱「赤信号」

Posted September. 11, 2001 09:57,   

今年末や来年上半期中に「信用大乱」が起きる可能性が高まっている。

信用大乱とは景気低迷などで個人がカード代や貸出金が返済できず大量に破産状態に陥り、延滞率の急激な上昇によってカード会社や銀行も膨大な不良債券を抱える現象。

今年下半期の急激な景気悪化によってクレジットカードと銀行の家計融資の延滞率が高くなっているからだ。

▲信用大乱の兆し〓ある都市銀行のカード担当役員は「最近、新規の延滞者の中で数枚のカードが同時に延滞される「多重延滞者」が急増している」とし、「景気低迷が長期化する場合、クレジットカード会社はもちろん巨額の信用貸出を受けた銀行、保険会社も延滞で厳しくなる」と見通している。

ビザコリアの関係者も「今年末またはサッカー・ワールドカップの終わる来年7月頃から個人破産が大量に発生すると見られる」とし、「今から延滞及び個人信用情報に対する管理をきちんと行わない場合、信用大乱が起こる可能性が高い」と指摘した。彼は「クレジットカードの延滞率がまだ4〜8%と通貨危機の時より低い水準にとどまっているが、クレジットカードの利用金額が60兆ウォンから400兆ウォンに増えただけに延滞の波及効果はかつてなく大きくなる」と分析した。

銀行など金融機関が信用貸出を増やして6ヵ月あまりが経つと、延滞率が高くなる傾向があるが、今年の3〜4月から信用貸出が増えたうえ景気が第3・4半期から急激に冷え込んでいるため延滞が急増するとのことだ。

▲信用不良者急増〓国民銀行の延滞率は6月末1.57%から7月に2.5%に上昇し、延滞率管理が急務となっている。延滞率の上昇によって信用不良者も急増している。6月末現在信用不良者数は275万人と過去最大の水準だった。法人と一般事業者を除いた個人信用不良者も240万人に上っている。これは3月に比べて40万人以上が増えたもの。5月に108万人の信用不良者が赦免になったことを勘案すれば、最近信用不良者が急増していることがよく分かります。

裁判所に破産申請をする個人が急増している。ソウル地方裁判所に個人破産申請をした人は今年上半期中に130人に達している。去年一年間の131人とほぼ同水準。このような傾向だと98年(250人)水準は越える見通しだ。

▲対策はないか〓三星(サムスン)カードは個人の信用評点によって限度を弾力的に調整するトライアド(TRIAD)システムを取り入れ延滞率を6月末に3.7%水準へと減らした。これはクレジットカード業界で最も低い水準。このように現金サービスの限度を個人信用度によって弾力的に管理するほか△多重延滞者に関する情報を共有し△米国のクレジットビューロー(Credit Bureau)のような個人信用情報調査会社を通じて信用情報を管理する必要がある(金融監督院の関係者)と指摘している。

キム・ビョンヨヌ金融研究院の銀行チーム長は「企業の債務再調整のように家計も債務再調整をしないと深刻な社会問題になりかねない」と指摘した。昨年窃盗事件が17万3965件と99年(8万9395件)より2倍近く増えたことからこれから生計型犯罪が急増しかねないと説明している。



hcs@donga.com