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韓総連、昨年も他団体の名を借りて訪朝

Posted August. 23, 2001 10:17,   

林東源(イム・ドンウォン)統一部長官は22日、国家保安法上の利敵団体の関係者に対して、8・15平壌(ピョンヤン)大祝典の訪朝を承認したことについて「公安当局の反対を無視したまま、訪朝を認めたというマスコミの報道は事実無根であり、関係省庁との協議を重ねた上で決定した」と述べた。

林統一相はこの日、民主党の党会議でこのように述べ、「現在、関係当局が訪朝を許可していない対象は、保安法の違反で刑事処罰中の者であり、過去に保安法の違反で処罰されたとしても、恩赦復権された場合には不許可の対象には含まれない」と説明した。

また「今回の事態をきっかけに訪朝承認の要件を強化する問題を検討する」と付け加えた。

一方、政府当局者はこれと関連し、「韓国大学総学生会連合(韓総連)と祖国統一汎民族連合韓国側本部の関係者の場合、昨年10月に労動党の創立55周年の記念式と6月の金剛山(グムガンサン)討論会にも他団体の名を借りて参加していた」と明らかにした。

同当局者は「政府内ではこれらの訪朝承認に対するコンセンサスが得られており、一種の慣行だった」と説明した。また「政府は訪朝する5日前の今月10日、(平壌大祝典の参加)対象者の

名簿を手渡された後、関係省庁と身元照会などの作業を充分に行った」とし、「訪朝承認がず

さんに行われたのではない」と話した。



文哲 fullmoon@donga.com