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ベンチャーの「株式賄賂」が波紋

Posted August. 09, 2001 09:52,   

一種の「株式賄賂」を受け取った国策銀行と公社など公共機関の役職員らが、監査院の 監査で多数摘発された。

監査院は、3月12日から4月9日にわたって15の機関に対し、「公職者関連機関の株式取得関連の不正」について集中的な監査を行ったところ、貸出、納品契約など各種の便宜をベンチャー業者などに提供した代価として、該当業者の未公開株式を買入れ、巨額の売買差益を得た公職者と国策銀行の職員など66人を摘発したと、8日明らかにした。

監査院はこれらのうち、悪質的な6人を賄賂授受の容疑で捜査を依頼し、28人は問責 などの懲戒を求めており、間接的に関っていた32人に対しては、関連事実を所属機関に通知した。

職員の不正が摘発された機関は、中小企業振興公団、中小企業庁、中小企業協同組合中央会、国民(ククミン)銀行、中小企業銀行、韓国外換(ウェファン)銀行、産銀(サンウン)キャピタル(株)、韓電KDN(株)、外換クレジットカード(株)、韓国電気通信公社などだ。

▲不正の類型と事例〓監査院によると、産銀キャピタル(株)取締役待遇(1級)の金(キム)某氏は、99年6月某業者の株式を額面価格(1万ウォン)よりはるかに高い4万ウォンで総10億ウォン分を買い入れる投資契約を締結し、親戚の名義で一株当たり1万ウォンで500株を購入し、2億799万ウォンの売買差益を得た疑いだ。

国民銀行の金某支店長など4人は、99年11月〜今年1月にわたって某業者に対し、およそ総額27億ウォンの貸出を行う際、一般公募価格(3000ウォン)より500ウォン安い価格で2万株を買入れた後、追加で1万株の無償提供を受けて、総1億6659万ウォンの売買差益を得た容疑が持たれている。

中小企業振興公団ソウル地域本部の金某氏(3級)は、某ベンチャー企業の企業構造改善資金の貸出適格評価を行う際、同業者の未公開株式1000株を一株当たり4万ウォンで買入れて、コスダックに登録した後、再び売りに出して6億4998万ウォンの売買差益を得た疑いだ。

金某氏はまた同業者から配当でもらった4000株をソウル地域本部長だった金某氏(1級)など商社および同僚9人が購入するよう斡旋した容疑も持たれている。

▲監査院の「手遅れ発表」〓監査院関係者は、「コスダック市場に及ぼす影響などを考慮し、こうした監査結果を9月以降発表する予定だったが、東亜(ドンア)日報が8日付で単独報道したため、発表時点を繰り上げるようになった」と説明した。

監査院は「監査の措置が形式的な処罰」だという指摘に対し、「コスダック登録前の株式は正当な価格が決まっていないため、法律上賄賂と見なして処罰し難い点がある」とし、「監査院の懲戒要求に応じない機関に対しては、今後も監査を行う考えだ」と述べた。



夫亨權 bookum90@donga.com