韓国の総合株価指数が10年前は700台だったのだが、今は500台に落ち込んだ。これは韓国経済と企業に対する信頼度が落ちたというわけだ。
駐韓米商工会議所のジェフリー・ジョーンス会長は26日、ソウル小公(ソゴン)洞のロッテホテルで開かれた世界経済研究院主催の朝餐講演会に出席し、沈滞ムードの韓国経済と証券市場の回復のためには、信頼回復が一番重要だと語った。彼は韓国人が金を証券市場に投資せず、資金の流れを妨げているが、これは互いに信じられず、何よりも投資者が企業を信じられないからだと述べ、このような状況ではどんな証券市場浮揚策よりも信頼回復が最善の方法だと語った。
ジョーンス会長は、信頼回復のためには透明な企業経営と遵法精神が必要だと強調した。彼は特に韓国人が韓国を開発途上国ではない、先進国として考えることを提案すると述べ、自らを先進国と考えれば行動も先進国水準になっていくだろうと語った。
具滋龍(ク・ジャリョン)記者 bonhong@donga.com






