韓国では2世帯に1世帯がコンピューターを所有している。また携帯電話がある家庭が全世帯の77%に上るなど、情報化の波が速い速度で拡散している。統計庁は全国3万世帯8万人を対象に、昨年7月に面接調査を行って分析した「2000年情報通信部門社会統計調査結果」を24日(火)に発表した。
調査の結果、97年には29.0%にとどまった1世帯あたりのパソコン保有率が昨年は46.4%で、3年で17.4%増加。また77.2%の世帯に携帯電話があり、パソコン通信やインターネット回線を保有する世帯は31.4%だった。携帯電話の普及が進み、電話回線を引いている世帯は97年の95.2%から昨年には93.4%に下がった。6歳以上の人口のうち、パソコンの使用方法を知っている人は51.6%で、3年前より11.7%増加した。しかし60歳以上と農漁民は、それぞれ97.1%と93.4%がまだインターネットの利用方法を知らない。
パソコンの主な用途は、パソコン通信・インターネット(40.4%)が最も多く、続いて娯楽・ゲーム(27.8%)、文書及び表作成(14.7%)、情報・資料管理(5.3%)の順だった。パソコンの使用時間は一日平均2時間30分、一週間平均で17.2時間だった。一週間のパソコン通信・インターネット利用時間は平均10.4時間で、97年(4.2時間)の2.5倍だった。
權純活(ゴン・スンファル)記者 shkwon@donga.com






