台風や洪水、豪雪など、自然災害による財産被害が、過去30年の間に10倍程度増えた事が分かった。
サムスン(三星)地球環境研究所の鄭礼模(チョン・エモ)博士が、このほど季刊誌「グリーンサムスン」に寄稿した論文によると、国内で自然災害による被害額は、60年の場合年間平均1164億ウォンだったが、90年代には1兆1204億ウォンに急増した。
全世界的に見る時、50年代(50〜59年)被害累積額は396億ドルだったが、90年代(90〜99年)には、6085億ドルで15.4倍増加した。 また、大型災害発生件数も、50年代の20件から90年代87件で、4.4倍が増えた。
同博士は「被害額は、農作物や建物などの直接被害額だけを調査したものであるため、これにより派生する農作物の追加輸入及び市民の不都合などを考え合わせれば、実際の被害額は5倍以上にも上るはず」と述べた。
自然災害による被害が急増したのは、環境汚染による地球温暖化となりふり構わなぬ開発に基づくものと分析されている。
同博士は「90年代に入り、エルニーニョなど、気象異変が頻繁に発生したのは、地球温暖化による影響が大きい」とし、「特に、韓国は難開発や集中豪雨が重なり、被害がさらに大きくなった」と説明した。
金俊錫(キム・ジュンソ¥ク)記者 kjs359@donga.com






