トーマス・シュウォーツ韓米連合司令官は27日米国上院軍事委員会で「持続的な食糧難にもかかわらず北朝鮮の軍事的威嚇は昨年私が証言した時と比べていっそう深刻になった」とし、「北朝鮮の威嚇は以前に比べて増大しており、さらに押し迫っているばかりでなく、より致命的」だと証言した。
シュウォーツ司令官は「北朝鮮は小規模国家としては世界最大規模の火力をもっている」と語り、「南北朝鮮間の軍事的不均衡が最も顕著に表れている部分が大砲などの火力だと言えるため、南側の火力増強を通して南北間の火力均衡が維持できるような措置を取らなければならない」と主張した。
シュウォーツ司令官は続けて「北朝鮮は高教度の軍事訓練を実施しながらミサイルの海外販売を続けている」と指摘し「現段階では在韓米軍の一部の兵力削減についても建議にかけなければならないもの」であると発表した。
韓起興(ハン・ギフン)記者 eligius@donga.com






