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米 「対北協商、当面の再開はない」

Posted March. 08, 2001 10:47,   

米国を訪問しているキム・デジュン(金大中)大統領は8日早朝(韓国時間)、ホワイトハウスでジョージ・W・ブッシュ米大統領と首脳会談を行い、韓米間の伝統的な同盟関係を持続、発展させる中で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する政策を始めとした両国間の懸案に対し緊密な共助体制を維持することで合意した。

両首脳は会談で東アジアおよび朝鮮半島情勢、北朝鮮の状況や対北政策などについて幅広く論議した末にこのように合意し、共同記者会見を通じて発表した。しかしこの日の会談でブッシュ大統領は北朝鮮の指導者に対して懐疑の意を表明した。

会談後コリン・パウエル米国務長官は、「ブッシュ大統領は北朝鮮を(安保において)脅威的な存在として見なしているため、北朝鮮のミサイル開発を含めた懸案に対する交渉をすぐには再開しない」と明らかにした。パウエル長官はまた、「米国は南北間の平和交渉にもかかわらず、北朝鮮に対し依然慎重な見解を持っている」としながら、「ブッシュ大統領が北朝鮮の体制について熟知しており、それに翻弄されることはないだろう」としている。同長官はさらに、「米政府が自国と北朝鮮の関係を全面的に検討している」とし、「米国と北朝鮮の間で早いうちに交渉があるべきだとの意見もあるが、今はまだそんな状況ではない」と強調した。

ブッシュ大統領は会談後の共同記者会見でキム大統領の朝鮮半島和平と南北関係でのリーダーシップについて評価しながら、「北朝鮮との関係改善への努力に感謝している」と伝えた。が、「自分は北朝鮮の指導者には少ないにしろ懐疑を抱いており、両国間にいかなる合意があっても朝鮮半島の平和の保障のためにも検証は必要」と述べた。

キム大統領は会見で、「ブッシュ大統領と朝鮮半島の和平と安定を確保し、冷戦を終結させるため韓米両国が同盟関係をより強固たるものにするとともに対北政策においては緊密な共助体制を強化していくことにした」とし、「ブッシュ大統領がなるべく早いうちに韓国を訪問し、両国間の緊密な協力関係をより一層強化する契機になれることを望む」と語った。

両首脳は会談で△北朝鮮の核問題での透明性確保△94年のジュネーブ合意の履行△北朝鮮の改革、開放と態度変化△キム・ジョンイル(金正日)総書記のソウル訪問問題などについても意見を交わしたとされている。

両首脳はまた、米国が推進している国家ミサイル防御(NMD)体制問題についても韓米両国が同盟国としてこの問題を充分協議していくことで意見を共にした。



林彩駙(イム・チェチョン)記者 cclim@donga.com