最高検検察庁中央捜査部は6日、大宇(デウ)グループ不正蓄財事件と関連して、「海外逃避中の金宇中(キム・ウジュン)前大宇グループ会長に対する逮捕令状を取り、検挙に乗り出した」と明らかにした。
検察は金前会長に対し、特定経済犯罪加重処罰法違反(詐欺等)と、株式会社外部監査に関する法律違反等の容疑を適用した逮捕令状を根拠に、今週中にインターポールに金前会長の所在把握等、捜査の協力を要請する方針だ。検察は「所在が明らかになれば、逮捕令状等を根拠に該当国家に身柄の引き渡しをする計画だ」と語った。
金前会長は昨年以後、フランス、ドイツ等のヨーロッパ諸国とモロッコ、スーダン等のアフリカの国々を行き来しているものと見られている。
李秀衡(イ・スヒョン)記者 sooh@donga.com






