97年に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から亡命した元労動党書記の黄長鎏(ファン・ジャンヨプ)氏が、来月に開かれる予定の米国上院外交委員会の北朝鮮聴聞会に証人として出席するため、米国訪問を推進していることが分かった。
黄氏は2月12日、ジェシー・ヘリムス米上院外交委員長に書簡を発送し、自分に対する招待に謝意を表明し、いつでも米国を訪問する意向があるとの通知文を送ったことが4日、確認された。
黄氏は書簡で「(昨年)招待を受けた当時、不都合な事情があったため、米国訪問を2001年10月以降に先送りしたいとの意思を貴下に表明したことがあるが、今となっては差し支えないので、何時と限らず貴下の招待に応じられる」と明らかにした。
ヘルムス委員長は昨年11月、黄氏に書簡を送り、2月に米国を訪問できるように招待し、訪米が果たされれば、上下院議員と国務部の人権団体政策研究所関係者らと接触できるよう取り持つと提案していた。
米議会の関係者の1人は、「上院の対北聴聞会の日程が未だに確定されていないが、来月になる可能性が高い」とし、「日程が決まり次第、ヘリムス委員長が黄氏に招待状を送る予定だとされている」と話した。
これに対して、国家情報院(韓国情報機関)関係筋は5日、「黄氏は『来月の訪米の推進について事実ではないと否認しており、ヘリムス委員長の招待に応じられると答えたのは、韓米政府間の警護問題を含めて訪米問題を協議し決定されれば訪問できるといった儀礼上の回答だった』と話した」とされている。
キム・ヨンシク、ハン・ギフン記者 eligius@donga.com






