
太って困っている人を、羨望の眼差しで見ている人もいる。食欲旺盛なのに太れないのも、痩せられないのと同じぐらいの悩みである。この様な人は甲状線機能昂進症か糖尿病にかかっていないかを検診する必要がある。また胃がんか肺がんか膵臓がんなどのガンか、結核か躁鬱病かを確認した方がよい。
一方、体重は軽いがここ数ヶ月間またはここ数年間で変化がなければ、病気の可能性は低い。体重が変わらないということは、食事量とエネルギー消費量が同じということである。
人により様々な体質があるようである。少しだけ食べても太る「エネルギー節約型体質」があるかと思えば、食べても食べても太らない「エネルギー消費型体質」もある。エネルギー消費型体質の人は、体重を増やそうとして食べすぎると、消化機能が落ち、苦しむことになる。
昔からやせた体型の人が体重を増やそうとする時、目標体重を現体重の5%くらいだけ増やすのが良い。目標体重を達成させる期間も、1ヶ月に0.5kg〜1kgずつ、継続していく方法が良い。このような方法であれば、脂肪だけでなく筋肉と骨までがっちりしてきて、バランスのとれた体になれる。
食事は高カロリーの物を少しずつ減らし、バランスのとれたメニューが大切である。ご飯やパンと同じ糖分と蛋白質と脂肪、若干の野菜と果物をまめに摂取することを忘れるべからず。調理する時、油を適量で調理することがカロリーを高めるコツである。
大事なことは規則的にゆっくりと噛みながら、楽しく食事することである。やせすぎたと言って心配しすぎたりせず、普段より2,3口多めに食べたら、数ヶ月の間には少し肉がつき、健康的に見えると言ってもらえるだろう。






