ここ11日間、満期3年の国庫債の収益率が1%ポイントほど急騰し、6%台に再進入したため、今後の金利の動向に関する投資家の関心が高まっている。銀行、投資信託などの機関投資家は勿論のこと、変動金利で借り入れた人を初め、実績配当商品に加入した個人顧客や利子所得者も最近、金利の変動に極めて敏感な反応を見せている。
▽追加急騰の可能性は低い
専門家達は「最近の国庫債の収益率の急騰は、投機勢力の収益率ゲームによって下がりすぎた金利が現状回復する技術的な反騰の性格が強い」と判断し、追加的な金利の急騰可能性は低いと見通している。
韓国銀行のイム・キョン調査役は「5年間の長期物の金利が6.5〜7%まで上がっため、安目の価格で債権を買い入れようとする長期投資資金が徐々に流れ込む兆しが見られ、追加の金利急騰の可能性は低い」とし「政府が債権発行の物量を調節すると決めたことも影響を及ぼすだろう」と展望した。
ハンファ証券のイム・チャンイク チーム長は「政府官僚の景気の早期回復発言にも関わらず、景気が回復局面に進入したとは見がたい。企業などの資金の需要が依然として低いため、経済ファンダメンタルの側面で金利が継続的に上がるとは思わない」と指摘した。また、今まで高価で買い入れた債権の値下げが激しくならないうちに売りさばこうとして金利の急騰を主導してきた投機勢力の損切売の物量もかなり整理されたものと見られる。
東洋(トンヤン)証券も26日付けの「月間金利の展望」で「景気低迷の持続や金融機関の豊富な資金事情、債権の鈍増発行の減少などによって、2月末の水準に長期金利が追加上昇することはありえない」と見通した。
▽金利の長期展望は霧の中
一方、金利が長期的にどう動くかについては、幾つかの見方がある。
つまり、金利の下降安定勢の基調が変わり、当初下半期から始まると見られた金利の上昇基調が予想外に早く訪れたのではないかとの見方と、もう一度下降安定勢に戻るとの見方が拮抗している。
韓国銀行研究院のジョン・ハンヨン研究委員は「昨年末までは、今年の上半期には金利が下がり、下半期から反騰すると予想していたが、1月に続いて2月にも消費者物価が3%台に急騰すると見られ、ある程度の金利の上昇は不可避になったと見える」と述べた。
新韓(シンハン)銀行江南(カンナム)支店のハン・ヨンジン課長は「高額資産家は金利が遠からず再び上がると見て、未だに株式市場へ移ろうとはしない」と説明した。
一方、東洋証券は「3月中旬までには債権金利が現在の水準から小幅騰落する」と予想し、「3月中旬以降は当局の金利安定への努力、豊富な流動性、米国の追加金利の引き下げなどがきっかけになり、緩やかな下落傾向に転換する」と見通した。
朴賢眞(パク・ヒョンジン)記者 witness@donga.com






