
人体が生命を維持し、病気に打ち勝つためには、毎日40種類以上の必須栄養素を摂取しなければならない。従って限られた種類の食べ物だけを食べたり、偏食してはならず、たくさんの食品を摂取しなければならない。しかし韓国人の食事の習慣はますます西洋化しており、インスタント食品、加工食品などの摂取も増えている。忙しい毎日の中で食べることを疎かにしたり、インスタント食品と加工食品ばかり食べていると健康を害することになる。
医者として、このような食生活を送っている現代人に幾つかををお勧めしたい。
まず、新鮮な野菜と果物を食事の度に摂取すること。缶詰やジュースに作り上げた野菜・果物は効果がない。野菜や果物は生のままで食べるのが一番だ。緑茶をはじめとする各種のお茶には抗酸化剤が多く含まれているのでたくさん飲んだ方が良い。油の中ではオリーブオイルが体に良いとされており、胡麻油や荏胡麻の油も体に良い。しかし、どんなに良い油であっても何度か使えば変質し、体に悪い影響を与える。従って揚げ物は体に良い食べ物とは言えない。
世界的に見て、長生きする人達がよく食べている代表的な食品のひとつは豆類だ。豆、豆腐、豆乳、ピーナッツは代表的な長寿食品である。豆には植物性たんぱく質がたっぷりと含まれており、各種の抗酸化剤やマグネシウムなど、必須栄養素を供給する。
いわし、さばなど脂の多い魚には、DHAなど、長寿するために必要な栄養素が入っていることは既に広く知られている事実だ。1週間に3回はこのような魚を食べることをお勧めする。ここに1日3杯を超えない酒を加えればこの上ない組み合わせだ。赤ワインが最も体に良いとされているが、他の酒でも効果は同様だ。ただし、1日3杯という節制した飲酒習慣は守らなければならない。酒を食べ物のひとつと考えて適当な量だけを飲む人は、動脈硬化や心臓麻痺にかかり難くなる。
上では触れていない数多くの食品も皆それなりに素晴らしい役割を持っている。大切なのは新鮮な季節の食べ物を幅広く食べることである。






