国際的なブランド評価機関であるインターブランド社が2000年に行った調査結果によると、世界のブランド100位内にランクされた韓国ブランドは唯一サムスン(三星、43位)だけである。世界的と言うに値する韓国ブランドを探すのが難しい現状だ。インターブランド社のブランド価値評価は、信頼性と妥当性の面で多少論争はあるものの、ブランドを最も重要な無形の資産として強調している点で多くを示唆している。
企業の合併・買収(M&A)が頻繁になりながら、ブランドは単に競争相手との差別化だけでなく、財務的にも企業の価値を評価する中心要素になって久しい。そのため最近多くの企業でブランドは企業競争力の源と考えられている。
このようにブランドの意味が重要になったにもかかわらず、韓国のブランドが世界市場において頭角をあらわしているとは言い難い。その上、国内には一つの業種にあまりにも多いブランドが存在する。新しく生まれるブランドも多いが、1、2年で姿を消すブランドも相当な数に上る。コカ・コーラやGEなど世界的なブランドが100年以上も健在なことに比べ、韓国の代表ブランドの歴史はたかが知れている。国内企業は激しい競争の中で強力なブランドを育てるよりは短期間に利益を出すためブランドを次々と変えてきたのも事実である。
韓国企業は国内市場にとどまらず世界的ブランドを育てるべきである。安物のイメージを取り払い、適正な値段で売られるブランドを作らねばならない。世界の基準からして品質の面では決して劣らないのに、ブランドの認知度が低く苦戦することがあってはならないだろう。過去には原産国によって製品の品質に対するイメージも違っていたが、今は海外市場で成功を収めたブランドによって国のイメージをも高められるような時代だ。いつからか、消費者はブランドのイメージを通じて製品を買うようになったからだ。
韓国企業は今まで外国企業のブランド名で販売する相手先商標製品(OEM)方式で製品を供給してきたが、海外市場への参入障壁が高まってから自主ブランドを出し、厳しい状況にさらされている。しかし今こそ製品だけでなく国家の文化やイメージまでも伝えることのできるブランドの世界化に力を注ぐべき時期ではないだろうか。






