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[社説]裁判所が提議した朴前大臣の疑惑

Posted February. 13, 2001 11:13,   

裁判所が13日(火)、ハンビット銀行の不正融資事件関係者に対する判決で、異例の外圧疑惑を提議した。専ら証拠によって客観的に判断するべき裁判部が、推定という阜サを使い、外圧に言及するという、この判決文に含まれているものを見過ごしてはならない。この事件の核心である、外圧に対する検察の捜査の不助ェさを指摘したものであるからだ。

裁判部は判決文で、「ハンビット銀行の李洙吉(イ・スギル)副頭取と李燭鎏(イ・チョクヨプ)監査の指示で、問題の冠岳(クァンアック)支店に対する徹底検査が留保され、アークワールドに巨額の不正融資が行われた」とし、「李副頭取らのこのような指示は、外部の依頼によるものであると推定される」と明らかにした。裁判部は、推定の根拠もはっきりと提示した。まず、李副頭取と巨額の不正融資を受けたアークワールドの朴惠龍(パク・へリョン)社長は、特別な親交関係はない間柄であると聞いた。しかし、それにも関わらず、李副頭取が冠岳支店に対する検査を中断させたことは、外部の依頼によるものとしか見られない、ということである。そして裁判部は、外圧の主体として、朴智元(パク・チウォン)前文化観光相に目星をつけた。様々な情況により朴前大臣が、朴社長の頼みを受け、ハンビット銀行の上層部に依頼をしたのではないかという疑いである。

要するに裁判部は、この事件の実態を把握するためには、外圧の部分に対する判断が不可避であるとみており、苦肉の策で裁判部の疑問点を判決文に載せたとみることができよう。検察が提出した捜査記録や被告人の法廷陳述だけでは、これを確認することができないという但書きを入れながら、具体的に外圧疑惑を提起した裁判部の苦悩は理解するとしても、何かすっきりしないものが残る。事実、昨年8月にこの事件が初めて明らかになった時、すでに外圧説が出ていながら、検察は証言や物証がないとし、ひたすら逃げ腰であった。検察の捜査が、結局外圧疑惑関係者に免罪符を与えただけではないか、という批判が提議されると、検察は慌てて再捜査を発浮オたが、結論は依然として単純な融資詐旧?であった。国会聴聞会でも、与野党が陳述究明よりは党利党略に終始し、国民を失望させた。

裁判部が指摘した通り、この事件は法より権力が強いという「権力万博蜍`」、原則と規定よりは、依頼や隠密な指示がモノをいうという「内情主義」、正当な営業活動より裏取引を重視する堕落した企業精神を克明に見せつけた。それでも捜査過程で、事件の実態がきちんと究明されていなかったというのが裁判所の判断である。今こそ検察が動く番である。検察は今まさに真実を明らかにするべきである。